なぜ電話占いに依存してしまうのか？その場合の対処法

電話占いに依存しやすい人は占いに頼ってしまう人

世の中にはありとあらゆる占いがありますよね。

雑誌等に取り上げられている、星占い、血液型占いで満足してしまう方もいらっしゃれば、実際にプロの占い師に悩み事や迷っている事を打ち明けて、この先どうしたら良いのか指南されたいと言う方もいらっしゃるかと思います。

中でも「電話占い」は、電話1本で占い師と繋がる事ができますので、顔も見られずに完全プライベートな空間で、リラックスして話ができるとあって、大変人気の占いとなっています。

誰にも知られずに悩みを打ち明けたいと言う方や、事情があり家から出ることができない方にとって、手軽に利用できる電話占いはまさに救世主の様な存在ではないでしょうか？

しかし、その一方ではその手軽さ故に電話占いに依存してしまう方も後を絶ちません。

では、電話占いに依存してしまう方にはどんな特徴があるのでしょうか？

まず、占いによって本当に問題を解決しようと考えていない方は危険です。

例えば、電話占いを長年利用している方の中には、占いの結果が良いものでなければ納得できないと言う方がいらっしゃいます。

そうなると、良い結果が出るまでとことん違う占い師に電話をかけ続けてしまったり、悪い結果を受け止められず不安が解消されるまで1人の占い師に執着して、気が付くと時間を忘れ何時間も話し込んでしまうと言った現象が起きてしまうのです。

また、優柔不断で自分では何も決められないと言う方や、これまで人生の大きな節目が来る度に、すべて占いで解決してきたと言う方も電話占い依存になりやすいでしょう。

占いを参考にすると言うよりも、悩みの解決がいつも占い師任せになってしまう為に自分の考えに自信が持てず、困りごとがあればついつい占いを利用したくなってしまうのです。

 電話占い依存から脱却する5つのポイント

電話占い依存は周囲からもわかりにくく、他の依存症と違いあまり知られていませんので、依存から脱却するタイミングはとても難しいと言われます。

そこで電話占い依存を判断する基準として

等の、セルフチェックを行ってみましょう。ひとつでも当てはまる事柄があれば、あなたは立派な電話占い依存かもしれません。

どんな依存症でも共通ですが、いきなり止める事は難しいですし、我慢すれば余計に意識がそちらに行ってしまい、電話占いを利用したくなってしまいます。

そこで少し荒療法になりますが、あなたが電話で話した分の通話料金を書き出して、更にその日占い師に見てもらった事が解決したかしないかをチェックしてみましょう。

そこであなたは、電話で占ってもらってもその場すっきりするだけで、具体的な解決に向かっていない事に気が付きます。

占い師が当たらないのではありません。占い師の言葉を聞き、それを参考にして自力で解決しようとしていないだけなのです。

しかも、毎日の利用料金は雪だるまの様に膨らんでいくのを数字で見る事により、1週間も経過すれば金額にゾッとすることでしょう。

電話占い依存を完全に克服したい

やはり、同じ電話占い依存体験をした方とSNSで繋がったり、日記や体験談などの記述を読む事が、自分の置かれている危険な状況に最も客観的に気が付ける方法と言えます。

もし依存症の方に直接お話を聞けるならそれも良いかもしれませんが、勇気がいりますよね。

しかし、今はネット社会ですので、検索すれば同じ悩みに苦しんでいる方を簡単に見つける事もできる世の中です。

そういったツールを上手く利用して、顔の見えない相手に克服についての質問をしてみるのもおすすめです。

アルコールや薬物依存症の方の治療でも同じですが、同じ体験をされた方にしかできない依存克服法が必ずありますし、経験者は言葉の説得力も想像とは違います。

電話占いに依存している方の根本的な原因は、心ではなくすでに脳の問題になっていますので、自分が依存症と言う病気にかかってしまったと客観的に自覚できるきっかけを掴みましょう。

電話占い依存を完全に克服する鍵は、脳が電話占いを利用した時の心地よさを忘れ、占いからもっと楽しい事へと興味をシフトチェンジして、脳を切り替える事になります。

そして、どんな悩みや迷いであっても最終的な決定権は自分が握っていると、小さな事でも自分で決める癖を付ける事が大切です。

失敗のない人生はありませんし、選んだ道が失敗だったのか正解だったのか、最後を迎える瞬間まで誰も決められないのです。

後悔しない人生を送る為には、電話占いを参考程度に留めておき最終的には自分で選択して人生を歩んで行きましょう。